ダイヤル錠が開かない鍵屋に頼むのはあり?


ダイヤル式南京錠が開かなくなってしまい、自分で試せることは全てやったけれど、どうにもならない…そんな時、プロの「鍵屋」に依頼するという選択肢があります。しかし、南京錠のために鍵屋を呼ぶのは大げさではないか、費用はどれくらいかかるのか、と躊躇する方もいるかもしれません。鍵屋に依頼するメリットは、やはりその専門技術です。経験豊富な鍵屋であれば、様々なタイプの南京錠に対応しており、場合によっては破壊せずに解錠できる可能性もあります。特に、思い出の品が入っているロッカーや、高価な自転車を固定している南京錠など、壊したくない場合には有効な選択肢となります。また、自分で破壊する手間やリスク、工具を用意する費用などを考えれば、プロに任せる方が安全かつ確実とも言えます。気になる費用ですが、これは業者や状況によって大きく異なります。一般的には、「出張費」+「作業費」がかかります。出張費は距離に応じて変動し、作業費は南京錠の種類や解錠の難易度によって変わってきます。簡単な解錠であれば数千円程度で済む場合もありますが、特殊な南京錠や破壊が必要な場合、深夜や休日の依頼などは、1万円以上かかることも珍しくありません。依頼する際には、必ず事前に電話で見積もりを確認することが重要です。その際、南京錠の種類(ダイヤルの桁数など)、現在の状況(番号忘れ、故障、サビなど)、設置場所などをできるだけ詳しく伝えましょう。複数の業者に見積もりを取り、料金体系やサービス内容を比較検討することをおすすめします。「現場を見ないと料金はわからない」の一点張りで、明確な料金提示を渋る業者には注意が必要です。また、南京錠の場合、防犯上の理由から、その南京錠が本当に依頼者の所有物であるかを確認されることがあります。身分証明書の提示などを求められる場合があることも覚えておきましょう。費用はかかりますが、どうしても開けたい、安全に確実に解決したいという場合には、鍵屋への依頼も有効な選択肢の一つです。