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鍵マーク点滅を無視して走り続けるとどうなるか
忙しい時や面倒くさいという理由で、メーターパネルの鍵マークの点滅や警告表示を無視して車を使い続けるドライバーもいますが、その行為はいつ車が動かなくなるか分からないロシアンルーレットを続けているようなものであり、非常に危険な賭けと言わざるを得ません。電池残量警告を無視し続けた場合ある日突然ドアの解錠ができなくなり、メカニカルキーを使って警報音を鳴らしながら乗り込む羽目になったり出先でエンジンがかからなくなり、。ロードサービスを呼んで数時間待たされたりといった大きなトラブルに直結します。またシステム異常の警告を無視した場合は、走行中に突然エンジンが停止したりハンドルロックがかかって、制御不能になったりするリスクは極めて低いものの、盗難防止機能が誤作動して、再始動できなくなる可能性は否定できず、修理費用も早期発見であれば安く済んだものが重症化して高額になるケースもあります。車は機械であり警告灯は、故障の前兆を知らせる唯一のコミュニケーション手段ですから、「まだ動くから大丈夫」という根拠のない自信は捨てて、「何かおかしい」と感じたらすぐに対処する姿勢を持つことが、自分自身だけでなく同乗者や周囲の交通の安全を守るドライバーとしての責任ある行動なのです。警告を無視して得られるのは、わずかな時間の節約だけですが、失うものは時間やお金そして安全という計り知れない価値であることを忘れてはいけません。
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スマートキーの電池交換方法とリセットの必要性
鍵マークの警告灯が電池切れを知らせている場合ディーラーに行かなくても自分で簡単に電池交換を行うことができ費用も数百円で済むため是非マスターしておきたいメンテナンススキルの一つです。トヨタのスマートキーの多くは側面のボタンを押してメカニカルキーを引き抜きその先端やドライバーを使ってケースの隙間をこじ開けることで内部にアクセスできる構造になっており使用されている電池はコンビニや100円ショップでも手に入るCR2032というボタン電池が一般的です。交換の手順は古い電池を外して新しい電池をプラスマイナスの向きに注意して入れるだけですが防水パッキンを傷つけないように慎重に作業することや内部の基盤に触れて静電気で壊さないようにすることがポイントです。交換後に特別なリセット操作が必要かどうかを気にする人もいますが基本的にトヨタのスマートキーは電池を交換するだけで警告灯は消え正常に機能するように設計されているため面倒な設定作業は不要です。ただし電池を変えても警告灯が消えない場合は新しい電池が不良品である可能性や接触不良あるいはキー自体の故障が考えられるため再度電池を入れ直してみるか別の新品電池を試してみることが推奨されます。自分で交換することで愛車への愛着も湧きますし突然の電池切れにも慌てずに対処できる自信がつきますから警告灯が点いたらまずは取扱説明書片手にDIY交換にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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車の鍵トラブル料金の特殊事情
家の鍵とは異なり、自動車の鍵のトラブルにかかる料金は、その「特殊性」から、時に、私たちの想像を遥かに超える、高額なものとなる場合があります。特に、近年の車で標準装備となっている「イモビライザー」が搭載された、スマートキーなどの電子キーは、その料金体系を、根本から変えてしまいました。まず、キーを車内に置いたままロックしてしまう「インロック」の解錠料金。これは、JAFや自動車保険のロードサービスに加入していれば、無料で対応してくれることがほとんどです。しかし、非会員が鍵屋に依頼した場合、国産車で八千円から一万五千円、特殊な構造を持つ外車では、三万円以上かかることもあります。そして、問題は、鍵を全て「紛失」してしまった場合です。もし、あなたのキーが、イモビライザーの付いていない、昔ながらの金属の鍵であれば、鍵屋に出張してもらい、鍵穴から新しい鍵を作成する「鍵なし作成」で、二万円から四万円程度が相場です。しかし、もし、それが「イモビライザー搭載キー」であった場合、話は全く変わってきます。この場合、単に鍵の形を複製するだけではエンジンがかからず、キーに埋め込まれたチップの情報を、車両のコンピューターに登録するという、専門的な作業が必要になります。この作業は、高度な機材と知識を要するため、費用は、キー本体の部品代と合わせて、五万円から十数万円、あるいは、車種によっては二十万円を超えることも、決して珍しくはないのです。ディーラーに依頼すれば、もう少し安く済む場合もありますが、その代わり、キーの取り寄せに数日かかり、車をレッカーで移動させる手間と費用が、別途発生します。車の鍵のトラブル料金は、そのハイテク化と比例して、年々、高額化する傾向にあります。